REDBLOG⑤ メンタルトレーニング②

前回は「メンタルトレーニング、オススメですよ」というお話をさせていただいたので今回は実際何から始めたらいいのかをご紹介していきます。
メンタルトレーニングの目的
みなさんはメンタルトレーニングを始めて実力を十分に発揮できるようになるまで何年かかると思いますか?
実は3年かかると言われています!
いや待てよ、高校入学したときに始めたとしても引退試合に間に合わないじゃん!! て話ですよね笑
でも大丈夫です、ご安心ください。
トレーニングを始めて自分の感情や行動について考える習慣さえつけば効果が出てきて、その期間がだいたい3か月と言われています👏
基本原則
出来事(状況)に対して人の心や身体の動きは4つにに分類することができます。
この4つを詳しく解説すると
例えば、サッカーのPKを蹴るときのことを考えてみましょう。
状況:県大会の決勝戦でこれに勝てば全国大会。0-0のままPK戦にまでもつれ込んだ。5番目のキッカーで自分が外したら負けが確定。
思考:外したらどうしよう。蹴りたくないな。なんで俺まで回ってくるんだよ。
感情:焦り、緊張、ドキドキ
身体反応:額や手から汗がダラダラ。心拍数上昇。手足が震えている。呼吸が浅くて速い。
行動:落ち着きがない。スタンドやピッチをキョロキョロ見ている。何度も頭をかいている。
みなさんどうでしょう?
こんなドキドキする経験ありませんか?
おそらくこの選手は決めることができるかは別として、自分の思ったところに蹴ることはできなさそうですよね笑
では大事な場面でこうならないようにするためにはどうすればいいのか?
まず基本原則として感情と身体反応をコントロールすることはできません。
なのでメンタルトレーニングとは思考と行動を変えることで感情と身体反応を変えていくトレーニングということを覚えておいてください。
ではどう変えていくの?
の前に自分が普段どのような心の動きをしているのか知らなくてはいけないということで、このような図を使っていきます。
この図に状況から書き込んでいき、その時の思考、感情、行動、身体反応を書いていきます。
ポイントは状況をなるべく細かく書くことです。
「この前の試合」ではなく「〇月〇日、〇〇戦、何対何、何分ごろのあのプレー」まで思い出すことでその瞬間を第3者の視点で振り返ることができて分析がしやすいです。
この図が頭に浮かんで自分の気持ちや行動を整理できるようになると驚くほど自分を客観的に見ることができます!
これはスポーツしているときだけではなく、生活していて感情が動いたときはいつでも当てはまります。
友達とケンカしたとき、人前で話したとき、欲しいものをもらったとき、彼女(彼氏)と別れてしまったとき...など
必ず何かしらの心の変化がありますよね。
その自分の感情の変化を読み取って
「あ、今こう感じてるから手が震えてるんだ」
「あの時、こう感じてこう考えたからああ言ったんだ」
「自分はこう感じると、こうする傾向があるな」
などを考えられるようになてくると感情の振れ幅が小さくなってきますので心の安定感が生まれます。
「理由に応じた対策」というのはトレーニングして身に着けるスキルです。
スキルを習得するにはまず自分を知ることからのスタートです。
みなさん常に上の図を思い描きながら生活してみてください!
簡単ではないですが一度手にすると大きな武器になりますよ🎵
お付き合いいただきありがとうございました。
ではまた次回☆彡
COPAYA バレーボール & ビーチバレー ネット BV 100 どこでもプレーできるビーチバレー ネット