REDBLOG② 「O脚」

「O脚」
最近O脚に悩んでいるという方のセッションを行ったので私の考えをお伝えできればと思います。
さてさて、まずO脚とは?
教科書なんかには内反膝と書かれています。(⇔外反膝=X脚)
え?内反?外反?ちょっとイメージしにくいですよね
簡単に言うと・・・
直立したときに両膝が離れてしまい、脚がOの字に近づいてしまっている状態です。
いわゆるガニ股のように両足が開いてしまっている状態のことをいいます。(O脚とガニ股は似ていますが細かく言うとメカニズムが少し違います)
⇓O脚の詳しい解説。
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/bowleg_and_genu_valgum.html
『日本整形外科学会ホームページ』
判断の基準としては、両足のかかとと親指をつけた状態で直立したときに
両膝がつくか
両くるぶしがつくか
をチェックします。
みなさんどうでしょう?
意外と膝とくるぶしがくっつかない方も多いのではないでしょうか?
でもご安心ください。
「つかないから今すぐ受診が必要!」とか「手術しないといけません!」という話ではありません。
あくまでもひとつの基準です。
実は私もこれはあまり重要視していません。
なぜかというと、一番大切なのは
普段どのような姿勢でいることが多いのか?
普段の歩き方はどうなのか?
だと考えているからです。
ここで質問です!
今どのような姿勢でこれを読んでくださっているでしょうか?
立っている方や椅子に座っている方には当てはまらないかもしれませんが
横になっていたり、畳やフローリングに座っている方の中には足が下の写真のように片足だけ、もしくは両足が開いてしまっている方も多いのではないでしょうか?
このような姿勢の方は大抵
こうなります。
普段、無意識にとっている姿勢なので特に違和感はないと思いますが、その無意識の姿勢こそがご自身の身体の傾向を知るヒントとなります。
ここで先ほど述べたO脚とガニ股の違いを簡単に。
O脚・・・・ 膝やつま先が内側に向きます。
ガニ股・・・膝やつま先が外側を向きます。
なので先ほど見て頂いた写真は実はO脚の方よりガニ股の方が当てはまる姿勢となります。
ご自分がO脚だと思って見ていたのに実はガニ股だったのかと思った方もいるのではないでしょうか?
この通り私たちは足の向きや脛骨の向き、大腿骨の向きなどをもとに様々な分類に当てはめていくのですが、きれいに当てはめるのはなかなか難しかったりします。
例えば、片足だけガニ股で片足正常であったり、膝より上がX脚で膝より下がO脚になるいわゆるXO脚であったりと様々な種類があります。それもそのはずで人間生まれた時点で同じ身体ではなく、生活のスタイルも異なります。
様々なバックグラウンドがあり今の姿勢や動作が構築されているのでコンディショニングも一筋縄ではいきません。。。
例えば「つま先が外を向いてしまう」という状態だけをみて一生懸命、足周辺のトレーニングをしていても原因は骨盤が寝てしまっているせいだったりということが多々あります。
まず何から始めればいいの?
という方は近くのトレーナーさんなど、自宅でできるトレーニングやエクササイズを教えてくれる人をとりあえず頼ってみるのがおススメです。
病院などに何度も通院して何度も手間とお金をかけるより、一度のセッションでセルフコンディショニングを教わってスキマ時間を利用して自分で取り組む方が効率的です。
それに通院したとしても、結局は自分で何かを始めて継続的に続けなければ身体は変わりません!
新しい習慣で新しい自分を手に入れましょう♪
感想やお手伝いできることがありましたら「お問い合わせ」からご連絡いただけると嬉しいです。
お付き合いいただきありがとうございます!
ではまた次回☆彡